ホームシアター全般に関する情報やプロジェクターの選び方、スクリーンの設置方法など、これからホームシアターを始めたい方へ情報を提供しています。

プロジェクターにはシアター用とビジネス用の2種類がある

プロジェクターには大きく分けて「ホームシアター用」「プレゼンテーション用」2種類のタイプがあります。外見はほとんど同じなので見分けることができませんが、プロジェクターの仕様は全く異なるものになっています。

ホームシアター用プロジェクター

ホームシアター用プロジェクター

ホームシアター用プロジェクターは主に「映画や動画、ゲームなどをある程度暗くできる環境で使用する」ことが目的の製品コンセプトとなっています。プロジェクター画面がワイドサイズ(16:9)となっていて、ブルーレイやDVD、地デジ放送を画面いっぱいに映すことができます。

画面比率はワイドが基本、画質重視設計

また、映像本来の色味や描写を忠実に再現できるように作られており、コントラストに優れ、映像にこだわる方にも納得できる商品がたくさんあります。
画質をトコトン追求しているモデルがホームシアター用の特徴となっています。視聴時には室内を暗くすることを前提にしているためプロジェクター映像明るさも1000~2000ルーメン程度と絶対的な明るさはありません。

データ用プロジェクター

データプロジェクター

データプロジェクターは「明るい部屋でもハッキリ映像が見える」ことを前提としているので、映像が明るい(ルーメン数が高い)モデルが多くなっています。

画面比率は4:3や16:10、映像認識性重視

プレゼンテーションの場では明るい会議室で大勢の方が視聴することが考えられ、映像の色味の再現性よりも映像のメリハリ感や認識性が重要視されることがほとんどです。そのため一般的には2600~5000ルーメン以上のデータプロジェクターが多くなっています。プロジェクターから出る映像の比率もパソコンでの接続を想定ているので昔のアナログテレビの4:3やパソコンに合わせた16:10が多くなっています。

わかりやすく比較表にしてみた

シアター用とデータ用プロジェクターの違いを比較表にまとめてみました。プロジェクターを選ぶときには目的にあった商品を選択しましょう。

種類 シアター用 プレゼン用
画面比率 16:9ワイドが主 4:3または16:10が主
コントラスト
明るさ 1000~2000ルーメン程度 2500~5000ルーメン以上
動作音 静か うるさめ

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