AVアンプとは
ホームシアターを構築する上で欠かせない機器の一つがAVアンプです。
AVアンプとはスピーカーやプロジェクターなどと接続しホームシアターを構築する上で中心的な役割を持っています。
AVアンプの役割は大きく分けて3つあります。
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AVアンプの役割
- デコード機能:ブルーレイやDVDに収録されている音声データを聞こえるように解凍(デコード)し各スピーカーに割り振る
- セレクター機能:映像・音声の入力出力先を切り替える
- 音場補正機能:部屋のレイアウトや環境に合わせて音場補正や音響を調整する
圧縮された音声データをデコード機能
DVDやブルーレイなどに収録されている音声データは限られている容量の中にできるだけ高音質に収まるよう圧縮されて収録されています。
そのため圧縮された音声を元の音声に戻してあげて(これをデコード機能と言います)、臨場感のある音声を再現します。
また、デコードされた音声を5.1チャンネルや7.1チャンネルの各スピーカーに割り振ってくれます。
機器の入出力を制御するセレクター機能
ホームシアターを楽しむ時にはたくさんの機器を接続する必要があります。
プロジェクターやテレビ、ブルーレイレコーダーやゲーム機などたくさん機器があると、
通常はブルーレイレコーダーと接続しているけどゲームをしたいときにいちいちケーブルを抜き差しして
切り替える必要が出てきます。
AVアンプのセレクター機能を使うことでAVアンプ本体側で切り替え設定を行うことで入、出力の切り替えができるようになるため簡単に操作する事ができます。
リスニング環境を最適な環境で音場補正機能機能
ホームシアターを楽しむ環境はリビングや専用室、6畳だったり20畳の大きさだったりバラバラです。環境がかわるとリスニング位置から各スピーカーまでの位置もバラバラとなるため
最初から最適な音場環境とは限りません。
そこでAVアンプには音場補正機能機能(DSP)機能が搭載されており、部屋の大きさや各スピーカーまでの距離、壁からの音の反響などを考慮し
自動で最適な環境を設定してくれます。
AVアンプはホームシアターの中で司令塔の役割
3点の役割からAVアンプはホームシアター機器の中で司令塔の役割をもっていることがわかります。
再生機器やプロジェクターに比べ、よくわからないという方もいらっしゃるのでこの点を理解した上でAVアンプを選択しましょう。
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