ホームシアター全般に関する情報やプロジェクターの選び方、スクリーンの設置方法など、これからホームシアターを始めたい方へ情報を提供しています。

AVアンプの選び方

ホームシアターを構築する上で欠かせない機器の一つとしてAVアンプがあります。

以前の記事ではAVアンプはホームシアターの司令塔の役割を持っていると説明しました。

AVアンプって何?その役割とは?

お手頃なスピーカーセットモデルの場合スピーカーと一体型となっている場合もありますが、機能としては単体のAVアンプと同じ役割を持っています。

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AVアンプを発売しているメーカは?

AVアンプを発売しているメーカーをざっと挙げるとソニー、ヤマハ、マランツ、デノン、オンキヨーなどたくさんのメーカーから発売されています。
価格も安いモデルとなると約3万円のエントリーモデルから100万円オーバーの超高級モデルまで幅が広い機器です。

希望にあったAVアンプ選びのポイントは?

AVアンプを選ぶ際にここは抑えておきたいというポイントをまとめてみました。

  • 本体サイズ
  • 価格
  • 入出力端子の数
  • サラウンドフォーマット
  • HDMIリンク機能や音場調整機能などの付加機能の有無

本体サイズ

本体サイズを最初に挙げたのは、せっかく希望のAVアンプを決めたのにラックに置けないという事を防ぐためです。
専用室でこれからAVラックを用意する方であれば本体サイズが大きいAVアンプを置くことができますが、リビングに置く一般的なAVボードだと棚の高さが限られている場合があります。

AVアンプは本体が大きいモデルが多いので必ず設置する場所の寸法を確認しておきましょう。

本体がコンパクトで評価が高いもモデルは下記のモデルです。全高105mmなのでAVラックに収めやすいモデルです。

価格

価格も選択する大きなポイントです。
5万円前後までがエントリーモデル、5万円以上10万円までが中級モデル、10万円以上は上級モデル、20万円以上をハイエンドモデルと大きく4つに分けられます。

価格によって接続端子の種類や有無、対応スピーカー数、そのほか高度な音場調整機能や部品に高性能な回路や基盤を採用されているのかなどがあるので自分がほしい機能や必要接続端子数などを踏まえバランスを見ながら検討しましょう。

入出力端子の有無

ホームシアターではブルーレイプレーヤーやテレビ、プロジェクターなどたくさんの機器を接続する必要があります。
ほとんどの機器はHDMI端子で接続するため、AVアンプ側もHDMI端子数の入力が多いものを選びましょう。

入力端子の数はあればあるほどいいですが、AVアンプ価格にも関わってくることなので、大体4~5端子程度あればほとんどの機器を接続できるでしょう。

HDMI出力端子数は2個あるものを選ぼう!

最近はエントリークラスのAVアンプでもHDMI出力端子が2個付いているモデルは増えましたが、中にはHDMI出力端数が1個というモデルもあります。
テレビとプロジェクターを必要に応じて映像を切り替えて使いたいという場合、どちらかの接続を諦めるまたは別途HDMI切替器を購入する必要があるのでHDMI出力端子は2個のモデルを選びましょう。

そのほかにも手元にある機器でHDMI端子がなくD端子やコンポーネント、S端子、コンポジットで接続するものがどれくらいあるのか、音声出力に必要な光オーディオ端子やオーディオ端子数も確認しておきましょう。

リンク機能、音場調整機能などの有無

AVアンプのメインの仕事といえば「圧縮された様々な音声形式を解凍して各スピーカーに割り振る」機能です。
送られてきた音声形式にAVアンプが対応していないと解凍方法がわからず、本来の音声で楽しむことができません。再生したいフォーマットを確認しておきましょう。

リンク機能、音場調整機能などの有無

AVアンプの主な機能のほかに便利な機能として音場を自動調整してくれる機能がついている機種があります。
ホームシアター専用室などでない限り、推奨された位置にスピーカーを置けるとは限らないのでAVアンプ側で自動で最適な音場環境となるように調整してくれる機能です。
ほとんどの機種に付いていますが、ハイエンドのモデルだとより細かい音場調整を行えます。

HDMIリンク機能に対応したモデルもある

薄型テレビと連携操作が行えるHDMIによるHDMIコントロール(CEC)機能に対応しているとテレビやレコーダーと連携して操作が簡単です。
持っているテレビなどが対応しているか事前に確認しておきましょう。

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