シアター用とプレゼン用プロジェクターの映像を比較してみました
以前の記事でシアター用とビジネス用のプロジェクターでは色々な点が違いが有るということを説明しました。
では、画質はシアター用とプレゼン用でどれだけ違うのかを試しに実験してみました。
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シアター用とビジネス用プロジェクター画質を比較してみた
比較に使用したホームシアタープロジェクターは JVC DLA-X3です。
メーカーホームページ:JVC DLA-X3
一方のビジネスプロジェクターは EPSONのEB-900です。
2機種のスペック比較
DLA-X3とEB-900のスペック比較は下記のようになります。
EB-900 | DLA-X3 | |
輝度 | 3000lm | 1300lm |
コントラスト比 | 2000:1 | 50,000:1 |
液晶パネル画素数 | 1024×768 | 1920×1080 |
レンズシフト | なし | あり |
同じ環境となるよう同じ画面幅、同じHDMIケーブルを使用しました。再生機器はPS3です。
画面比率の違いを確認
それでは早速比較してみましょう。まず、ビジネスプロジェクターEB-900は画面比率が4:3となっており、正方形に近い光が投影されます。
一方のホームシアター用プロジェクターDLA-XはブルーレイやDVDに合わせワイド(16:9)の光が投影されます。
ホームシアターメインならもちろんホームシアター用プロジェクターを選んだ方が無断な余白がなくなり、映像をスクリーンにピッタリあわせることができます。
暗めの映像で比較
サンプル映像の中で色が豊富な映像で比較してみました。
シアター用DLA-X3の映像
ビジネス用EB-900の映像
映像の大きな差が出ています。明らかにDLA-X3の方が高画質ですね。色が豊かで赤や緑のバランスがよく、ナチュラルな色使いとなっています。
一方ビジネス用のEB-900は全体的にぼんやりとした画像となってしまい、メリハリがなくなっています。
暗めの映像で比較
サンプル映像の中で暗めの映像で比較してみました。
シアター用DLA-X3の映像
ビジネス用EB-900の映像
DLA-X3の方は映像の黒色の部分がしっかり黒色なのに対し、EB-900の方は白色に近いグレー色になっています。
シアター用とビジネス用では画質が大きく違う
今回映像を比較してわかったことはビジネスプロジェクターとホームシアター用プロジェクターでは画質に大きな差があることがわかりました。
ホームシアター用途であれば画質を重視するためEB-900では物足りないとおもいます。DLA-X3と比べると雲泥の画質の差を体感することができました。
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