プロジェクターを天吊り設置するときに気をつけたい3つのポイント
初めてホームシアターを導入したいと思っていざプロジェクターを天吊りするというときにまず何を決めればいいのかわかりませんよね?今回はプロジェクターを天吊り設置する際に確認するポイント、注意点をご紹介します。
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プロジェクター機種を確定後投写距離を確認、設置場所を決める
プロジェクターを設置する前にプロジェクター機種を確定しておきましょう。プロジェクター機種によって投映したい画面サイズに対しスクリーンからプロジェクターレンズ面までの必要な距離(これを投写距離と呼びます)が変わっています。プロジェクターに採用されているレンズ性能によって100インチでもある機種では330cm、ある機種では300cmと異なってきます。
まずは、プロジェクター機種と画面サイズを確定し、プロジェクターが天吊りできる位置かを確認しましょう。
あとはスクリーンに対して正面にプロジェクターを設置し、プロジェクターレンズ面がスクリーン面の中央となるように設置しましょう。
プロジェクター用の電源コンセント、映像ケーブルの出し口を用意しておく
一般的な家庭の壁や天井は石膏ボードという材質にクロスがはられているというのがほとんどです。石膏ボードに直接ネジで固定してしまうと、ネジが抜けてしまうので高価なプロジェクターが落下して大変な事になります。
新築の場合には設計段階に天井裏に下地補強を入れてもらいましょう。下地補強には厚さ12mm以上コンパネを使われることが多く、予め大工さんなどに天井裏に用意してもらうとみばえもスッキリします。
ここでワンポイント!
下地補強のサイズですが、なるべく面積を広めにお願いすることをおすすめします。数年後プロジェクターを入れ替えた際に選択したプロジェクター機種によって投写距離が現在と変わってしまう可能性があります。できれば60cm×60㎝ぐらいの下地を入れてもらうと、のちのち前後左右にプロジェクターを移動させることが可能になります。
プロジェクター用の電源コンセント、映像ケーブルの出し口を用意しておく
プロジェクターに必要なのが電源と映像ケーブルです。電源は普通の100Vコンセントが挿せるようにプロジェクター設置場所近くの天井面に用意しておくと差しこむだけの簡単設置が可能です。コンセントは二口タイプにしておくと、一か所は電源コンセント、もう一か所は映像ケーブルの出し口として使用可能です。
また、映像ケーブルの用意も忘れてはいけません。新築であれば天井裏にケーブルを通すための管、CD管を用意しておきそこにHDMIケーブルを通しておきましょう。
天井にコンセントを用意できない場合は?
もし、プロジェクター近くにコンセントの用意が難しい場合、モールなどで電源コードを隠蔽し近くのコンセントに接続しましょう。
ポイントさえ気をつければプロジェクター天吊りも怖くない!
プロジェクターを天吊りすると大掛かりな作業のイメージがありますが、新築を検討中のタイミングであれば、プロジェクターの下地や電源コンセントなど用意してもらうことができますので比較的簡単にプロジェクターを天吊り設置することができます。
プロジェクターの設置が不安、という方は無理をせず、必ず工務店や電気工事業者など設置のプロに依頼しましょう。
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