ホームシアター全般に関する情報やプロジェクターの選び方、スクリーンの設置方法など、これからホームシアターを始めたい方へ情報を提供しています。

プロジェクターの投写距離を必ず確認しておこう

ホームシアタープロジェクターを購入する前に確認しなければならないのが「投写距離」です。

投写距離とは?

投写距離というのは、
「スクリーンからプロジェクターレンズ面までの距離」
の事を指します。

プロジェクターの機種によって画面サイズに必要な投影距離は決まっており、スクリーンや画面サイズを決める際にとっても大事になってきます。

投影距離とは

例えば、エプソンの機種と三菱の機種を例にとって説明します。

プロジェクター機種によって必要投影距離は様々

100インチを映すために必要な投射距離を三菱のLVP-HC3800とエプソンのEH-TW8100仕様表を確認してみました。

まず、三菱のホームシアタープロジェクターLVP-HC3800の投写表を確認してみましょう。100インチを投写するのに必要な距離(投写距離)は310cm~460cmとなっています。
LVP-HC3800投写距離

この範囲にプロジェクターレンズ面が来るように設置すれば100インチを投写することができるということです。

次にエプソンのEH-TW8100の投写距離表を確認してみます。100インチを投写するのに必要な距離(投写距離)は298cm~636cmとなっています。
TW8100投写距離表

LVP-HC3800に比べ100インチを投写できる範囲も広く最短距離は298cmと短い距離で映すことができることがわかります。

設置性が高いエプソンプロジェクター

仮に設置場所の関係上、投写距離が300cmしか取れなかった場合、LVP-HC3800では100インチは投写できず、90インチとなってしまいます。しかし、EH-TW8100を選択すればギリギリですが100インチを映すことができ大画面を楽しむことができます。ギリギリ映せるか映せないかで大きく画面サイズが変わってしまう結果となってしまいます。

まずはプロジェクター機種を決めよう

このようにプロジェクター機種によって必要な投写距離もバラバラなため、まずは希望のプロジェクターを2~3機種に絞り込んで自分の設置環境で希望の画面サイズが投影できるかを確認しながら、プロジェクターを決めていきましょう。

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