ホームシアター全般に関する情報やプロジェクターの選び方、スクリーンの設置方法など、これからホームシアターを始めたい方へ情報を提供しています。

スクリーン機種のいろいろ

各メーカーからスクリーンが発売されていますが、ラインナップが多すぎてどれを選べばいいのかわかりませんよね。
ほとんどのメーカースクリーン機種(どのように操作するのか)は大きく分けると4つのタイプに分けられます。

スポンサードリンク

スクリーン機種

  • 電動タイプ
  • 手動タイプ
  • 掛け軸タイプ
  • 自立タイプ

電動タイプ

電動スクリーン

モーターの回転でスクリーンの昇降を行う巻き上げタイプです。
リモコンまたは壁にあるスイッチを押すだけで昇降作業ができるため簡単操作となっています。
動作には100V電源が必要となるため、スクリーン設置場所の近くに電源を用意しておく必要があります。
モーター、回路部などの部品が組み込まれており、価格は高めです。

手動タイプ(スプリングタイプ)


スクリーン昇降を手で操作する巻き上げタイプです。
本体にバネが内蔵していて、スクリーン下を引っ張ることでスクリーンが出てきて停止し、もう一度引っ張ると巻き上がる構造となっています。
電動タイプに比べ、構造がシンプルで電源の用意も必要ないため設置性が高いモデルです。
スクリーン生地を引っ張って操作する関係上、経年劣化によりスクリーンのシワが発生しやすくなります。

ネットだけでスクリーンを販売しているシアターハウスでは
窓のロールスクリーンのようにチェーン操作でスクリーンを昇降するタイプもラインナップしています。

自立タイプ

掛図スクリーン

その名の通り掛け軸の構造をしたかけっぱなしのタイプです。
スクリーン生地の上下にアルミのパイプが付いているシンプルな構造で軽量のため補強工事が不要。
昇降させるための機構が省かれているためコストパフォーマンスが高いモデル。
基本的には巻き上げを行わない環境(ホームシアター専用室)での使用などに最適です。

自立タイプ

自立タイプ

本体を床においてスクリーン生地を立ち上げる構造です。収納すれば持ち運びができるようになっているため別の部屋に移動することも可能。
天井や壁にネジを打つ必要がないため賃貸や壁や天井に穴を開けたくないかたおすすめです。
ただし、100インチ以上の商品は少なく大きいサイズを選択。

機種のメリット・デメリットまとめてみました

各機種を比較できるよう表にまとめてみました。これからスクリーンを検討する方は参考にしてください。

価格 設置性 収納
電動タイプ 高め 補強工事が必要 とても簡単
手動タイプ 標準 補強工事が必要 簡単
掛け軸タイプ 安め 補強工事不要 めんどくさい
自立タイプ 標準 補強工事不要 少しめんどくさい

スポンサードリンク

関連記事

スポンサードサーチ