プロジェクターを設置するための3つの方法
ホームシアタープロジェクターの投射距離などが決まったなら次は設置場所です。
本体位置が簡単にずれてしまうような場所に置くと、頻繁に画面位置調整が必要になるため取り付け場所は本体をしっかりと固定できる水平な場所に置くもしくは取り付けることをオススメします。
プロジェクターの設置方法は大きく分けて3つに分けられます。
床やテーブルにプロジェクターを設置する
床やテーブルの上に置く設置方法は一番シンプルで簡単な方法です。
特別な金具を取り付ける必要もないため、コストパフォーマンスも高い方法です。
床やテーブルにプロジェクターを置く場合、プロジェクターを使用しない時には収納しておき、ホームシアターを楽しむときに
引っ張り出してくるという使い方のになります。
その場合だと、使用する度に画面の位置調整をする必要があり、とても面倒な作業が使用する度に必要となります。
画面位置設定を行う作業というのはとても面倒な作業なので、その作業をいつも苦にならず出来る方であれば床置きでもいいと思います。
床やテーブルに設置するメリット
- 追加金具などが不要で出費が少ない
- 現在の環境に簡単に設置できる
床やテーブルに設置するデメリット
- 使うたび画面位置調整が必要になるので調整がめんどくさい
プロジェクターを棚に置く
プロジェクター設置予定の位置に棚をあらかじめ用意しておき、その場所に設置する方法です。
プロジェクターを設置した後の見栄えもとてもよく、新築やリフォーム時などであれば、周りの雰囲気に溶け込む形で設置することができます。
棚にプロジェクターを設置し一度画面位置の調整を調整しておけば次回から画面位置調整は一切不要なのでホームシアターを楽しみたいときにすぐに使うことができます。
ただ、事前に工務店さんなどと打ち合わせが必要となり、棚を造作するコストがかかるので事前に綿密な打ち合わせが必要となってきます。また、一度棚を作ってしまうとあとからのレイアウト変更が難しくなり注意が必要です。
希望の投射距離内に棚を用意できのるかというのも問題となってくるので、設置性の高いプロジェクター選びと、確実に希望画面サイズを投射できる位置に棚を用意する必要があります。
棚に置くメリット
- 一度固定してしまえばほとんど調整不要
- 部屋にマッチした設置で違和感を感じにくく圧迫感を感じない
棚に置くデメリット
- あとからの大掛かりなレイアウト変更ができない
- 工事業者さんとの打ち合わせが必要
- 棚を造作する費用が発生
天吊り金具を利用して天井に取り付ける
最後にプロジェクターを天井に天吊用の金具で吊るす方法です。
棚に置く方法と同様、最初に画面の位置調整しておけば次回から画面位置調整を行う必要はほとんどなくなります。
費用としては、一般家庭では天井に補強が入っていないので落下しないように天井面に補強作業が必要なのと、
プロジェクターを天吊りする金具を購入する必要があります。
金具の調整機能で画面角度や向きなどを調整できるものがほとんどなので、費用対効果はとても高い商品です。
一般的に純正の天吊金具は4~5万円程度しますが、純正以外の商品であれば約2万円程度で購入可能です。
天井に取り付けるメリット
- 一度固定してしまえばほとんど調整不要
- 天吊金具の角度調整機能で微調整が簡単にできる
天井に取り付けるデメリット
- あとからの大掛かりなレイアウト変更ができない
- 工事業者さんとの打ち合わせが必要(補強工事)
- 天吊金具を追加購入
まとめ
上記3方法の中でオススメ順は
棚置き>天吊り>床置き
の順です。
新築、増改築時にホームシアターを検討するのなら天吊り設置、または棚におく方法を優先的に考えることをおすすめします。
既存の部屋でプロジェクターを設置したいのであればまずは床や机に置いて使ってみて、使い勝手に不満があったら天吊り、棚置き設置をけんとうしてみてはいかがでしょうか?
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