ホームシアター専用室を考える前に自分の希望をまとめてみた
ホームシアターを楽しむ大きな目的はやっぱり「大画面と臨場感の音響」ですよね。
部屋サイズは限られているので、できるだけ大きい画面サイズになるような寸法を検討してみました。
かぎられた部屋のサイズでできるだけ大きいサイズを楽しみたい!
まずはプロジェクターレンズ面からスクリーン面までの距離=投射距離
を調べてみましょう。
これを事前に調べておかないと、いざ設置しrてみたら思っていたよりも小さい画面しか映せなかった…という失敗になりますからね。
参考までに2010年発売のフルハイビジョン対応プロジェクターの100インチに必要な距離(投射距離)を調べてみました。
エプソン EH-TW3600
100インチに必要な距離:2.98m~6.36m
本体寸法(W×D×H):450mm×360mm×136mm
ビクターDLA-X3
100インチに必要な距離:23.01m~6.13m
本体寸法(W×D×H):455mm×472mm×179mm
ソニー VPL-HW20
100インチに必要な距離:23.07m~4.66m
本体寸法(W×D×H):407mm×464mm×179mm
三菱 LVP-HC3800
100インチに必要な距離:23.1m~4.6m
本体寸法(W×D×H):345mm×270mm×129mm
100インチを投射するために必要な距離は?
よく売れているホームシアタープロジェクターを見てみると、100インチの映像を映すためにはだいたい3m~4.6m距離が必要っていうことですね。
この投射距離は「プロジェクターレンズ面からスクリーン面までの距離」なのでプロジェクター本体のサイズも重要になってきます。プロジェクター本体も小さければ小さいほど距離が短く済むので小さい部屋でも大きいサイズの画面を映すことができます。プロジェクターを設置する奥行寸法もケーブルの取り回し、余裕分を考えてだいたい50cmぐらい見ておけば良さそうです。
画面サイズは?
次に画面サイズを確認してみます。100インチって横幅は何cmなのかを調べてみると、「横幅221cm」です。画面の左右にスピーカーを設置する必要があるので左右それぞれ30cmほどスペースを開けておく必要がありますね。
仮にワイド100インチサイズを設置する場合、221cm(画面幅)+60cm(左右余裕)=281cm
の部屋幅が必要になってきます。
左右のスペースはスピーカーの大きさや設置方法(スクリーンの前に天吊にするなど)で大きくかわりますが、個人的にはスクリーンを近づけすぎて周りの壁が光るのがきになるのである程度のスペースは必要だと思っています。
スクリーンのおろす位置は
スクリーンを下ろす位置も重要です。考えられる降ろし方は、
「テレビの前に降ろすことがあるかどうか?」
という場合です。
ニュース番組やバラエティなどはテレビで視聴し、映画やライブ映像のみプロジェクターで視聴というスタイルが主流なので事前にテレビを置くのか考えておく必要があります。テレビの寸法や壁掛けにするのかによって詳細な数字は変わってきますので
最低でも(壁掛け時)15cm~40cm壁から離れた位置に降りてくるようにする必要があります。
100インチホームシアターに必要な部屋の空間は?
スクリーンをおろす位置にもよりますが、100インチを映すためには最低でも
奥行き375cm、幅281cmの空間が必要だとわかりました。
投射距離を確保するために正方形の部屋よりも少し長方形の部屋が望ましいというのがわかりますね。
今回出した数字を参考に部屋のレイアウトや寸法を詰めていきたいです。
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