ホームシアター全般に関する情報やプロジェクターの選び方、スクリーンの設置方法など、これからホームシアターを始めたい方へ情報を提供しています。

天吊金具スパイダー2(KG-SP2W/B)でDLA-HD350を天吊設置した

シアターハウス製120インチスクリーン(BDR2657WM)が無事とりつけることができたので次はプロジェクターを天吊りで固定します。
天吊に使用する金具はスクリーン同様シアターハウス製の天吊金具スパイダー2(KG-SP2W/B)です。
色はプロジェクター本体に合わせてブラックを選択。クロスの色も暗めなので取り付け後の違和感はなさそうです。

プロジェクターを取り付け位置の確認と準備するもの

下地の準備

プロジェクターを天吊できるよう事前にハウスメーカーの担当者に依頼しておきました。
天吊予定周辺40cm×40cm程度の下地とプロジェクターに電源と映像ケーブルを接続させるためにあらかじめ天井面にコンセントパネルを用意してもらっています。

スクリーン取り付けに必要な工具類など

取り付けに必要な道具は下記の通りです。

  • ドライバー
  • ネジ
  • メジャー
  • 鉛筆

天吊金具スパイダー2(KG-SP2W/B)にはプロジェクターを固定するためのネジは3種類ほど付属品についていましたが、DLA-HD350にはネジが小さく対応していませんでした(ビクターは大きいネジが必要?)。

DLA-HD350取説

取り扱い説明書を確認すると、M5×20mmサイズのネジが必要ということが判明。天吊金具と天井面を固定するための木ねじも付属されていないのでホームセンターで購入してきました。

DLA-HD350と天吊金具を仮固定する

準備が整ったところでさっそく天吊作業に取りかかります。手順を簡単にまとめると、

  • 天吊金具の取り付け位置をだいたい把握
  • DLA-HD350と天吊金具を仮固定
  • シャフトの位置を確認しプレート取り付け
  • プロジェクターを天吊設置

という順序です。

置き台用の足を外す

まずはプロジェクターを裏返し、もともと付いている足の部分4箇所を外します。外した穴の部分が取り付け箇所になるんですね。

天吊金具と合わせる

足をはずした箇所のネジ穴部分と天吊金具のアーム部分を取り付けます。使用するネジのサイズは「M5×20mm」です。ホームセンターで100円ぐらいで売っていました。ネジ穴が四隅にあるので重心がとりやすそうです。

天吊金具スパイダー2と組み付ける

天吊金具をとりあえず組み付け、シャフトの部分を持って持ち上げてみます。この時に傾いたりしないよう持ち上げた時にプロジェクターの重心位置になるようにアームの部分の位置を調整します。

スパナで固定

位置が決まったらアーム部分をしっかり付属のスパナで固定します。

シャフトを固定

次は天井への設置です。プロジェクターのレンズ位置がちょうどスクリーンの中央位置に来るようにしなければならないので、プレート部がどの位置に来るか確認するために天吊金具とプロジェクターを組み合わせたまま天井にあわせてみます。位置が決まったところで、鉛筆で印をつけ、天吊金具のプレート、シャフトの部分を固定します。

スパナでしっかり固定する

あとはプロジェクターをひっかけるように吊り下げ、スパナでしっかり固定し完成です。プロジェクターの微妙な傾きは後から設定します。

プロジェクター天吊完成

印を付ける部分はちょっと大変でしたけど、ほかの部分は素人の僕でも行うことができました。ポイントは下地がある場所にしっかり固定し、天吊金具の位置を決めることですね。
実は天吊金具を固定する位置が後ろ過ぎてやり直しをしました。天吊金具の天井面プレートとプロジェクターのレンズがどれだけずれているのかをメジャーで図り、その距離だけずらして設置する方が確実だと思います。
これからプロジェクターを天吊しようと検討している方のご参考になればと思います。

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